冬期湛水

泉橋酒造が実施している「冬期湛水(とうきたんすい)」というやり方は、冬場の田んぼに水を張っておくことで、

 

 ⇒ 微生物の活動が促進され、稲わらの分解が進むため、施肥と同様の効果をもたらす

 ⇒ 雑草が生えるのを抑える

 ⇒ とんぼなどの昆虫や、鳥など多様な生物が棲みやすくなる

 

など環境保全の効果があることに加え、その景観の美しさにも素晴らしい価値があるのではないかと思われます。一度は訪れておきたい「かながわ酒&農百景」ではないでしょうか!?


水を湛えた田んぼ越しに見る酒蔵は、まるで湖に浮かんでいるかのよう。
水を湛えた田んぼ越しに見る酒蔵は、まるで湖に浮かんでいるかのよう。
蔵の前の道より東側、中学校方面を望む。水面の下で、春に向かって少しずつわらの分解が進んでいる。
蔵の前の道より東側、中学校方面を臨む。水面の下で、春に向かって少しずつわらの分解が進んでいる。
空と雲、そして大山から丹沢にかけての山々が水面に降りてきた。向こう側まで畔が通っていることで、何とかここが田んぼだとわかる。
空と雲、そして大山から丹沢にかけての山々が水面に降りてきた。向こう側まで畔が通っていることで、何とかここが田んぼだとわかる。
大山の向こうに陽が沈んだとき、ただ静かに眺めていたい光景がそこにあった。
大山の向こうに陽が沈んだとき、ただ静かに眺めていたい光景がそこにあった。